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「スマイル・フォー・ミー」(''Smile for me'')は、ザ・タイガースが「美しき愛の掟」に続いて1969年7月に発売したシングルである。既にGSブームは完全に終焉を迎えていた、そんな頃であった。 == 解説 == 「スマイル・フォー・ミー」は前年1968年に雑誌『ヤング・ミュージック』(集英社)の企画による国際電話対談でザ・タイガースとビー・ジースが意気投合し、ビー・ジーズのバリー・ギブとモーリス・ギブが作詞・作曲を手がけたプレゼント曲である。 吹き込みは映画『ザ・タイガース ハーイ!ロンドン』の撮影のため滞在していたロンドンで行われた〔『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』216-217頁。〕。両面共に英語詞から成る作品。イギリス盤も発売され、こちらは「淋しい雨」がA面扱いとなっていた〔『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』221頁。〕。 曲終盤の転調部分のキーが沢田にとって高過ぎたため、この時ロンドンのレコーディングスタジオにタイガースを訪ねていた中尾ミエ(タイガースと同じ渡辺プロダクション所属)が沢田と共に歌う事で補われている。なおこの曲をライブ演奏する際は沢田が歌えるよう、転調しないアレンジに変えている。 録音順では「嘆き」が先だったものの渡辺プロダクションと日本グラモフォン両者の思惑によって後で録音された「スマイル・フォー・ミー」が先行発売される運びとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Smile For Me」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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